PETER HAMMILL Live in TOKYO, 10th Nov. 2007 |
1. My Room
2. Too Many of My Yesterdays
3. Time to Burn
4. Empire of Delight
5. Labour of Love
6. Silver
7. Bubble
8. Your Tall Ship
9. Gone Ahead
10. (In the) Black Room
11. Autumn
12. Sleep Now
13. Meanwhile My Mother
14. Shell
15. A Better Time
16. Stranger Still
= encore =
17. The Birds (A Guitar Song on Piano!!!)
中一日の休みを取っての東京公演2回目。前日は家族から頼まれたもの(お土産)を買いに出かけたとのこと。楽屋でのライブ以上の観客数で満員、立ち見の出る状態でステージを迎えた。この日は、楽屋以上のメドレー攻勢。ただし、楽屋との大きな違いはピアノよりも歌そのものに集中する場面が多かったということ。ピアノは控えめな場面も多く、より声・唄を強調するようなステージであった。
今回もメドレー形式での演奏が目立った。というよりもほとんど一気呵成にステージをやり通したといったほうが似合うほどの勢いだった。MCは少なめだったが、一連の家族についての歌についてはひとしきりコメントを添えた。
Medley: Continuous Playing
1) 1- 3
2) 4- 5
3) 6- 7 not clearly but almost medley
4) 8-10
5) 11-13
6) 15-16 not clearly but almost medley
昨夜の食事の際に、個人的に質問をしてみた。かつてVdG/K Groupでは「Still Life」を、またイタリアでのソロ公演では「Refugees」をギターで演奏していることを引用して、ギター曲をピアノでやるということは考えていないのか?というものだった。そのときの答えは、難しい、けれどもスタジオ録音ではギター曲であってもピアノを一緒にアレンジしているのでまったく無理というわけではないけれども...。というような答えであった。その答えの一端が今回のアンコールであった。「The Birds」は、これまでの日本公演でも演奏されたがギターによる弾き語りであった。今回のピアノ・バージョンは、言及はなかったけれども、これもまたひとつの「World Premier」であったに違いない。私たちは幸せだ。
by BLOG Master 宮崎
昨夜のPit Inn での公演はいろいろな意味で特筆に価する。メドレー形式で構成された曲群の中にPeter のパーソナルな家族についてのものが入っていた。これはやはりSingularityアルバム以来の彼の心境なのだろう。心臓発作を経験し、死に直面したことがきっかけとなり、それまで封印されてきた母の死を公の歌にする(実際、母親はTLGでの東京公演最中に亡くなっている)までになった。昨夜の公演では自分の娘達への子守唄も歌った。英語の歌詞でわかりにくい部分もあるかと思うが、Peterはやはり詩人としてのア...... more