Live予習4 「In Camera」 |
1. Ferret & Featherbird
2. No More (the Sub-Mariner)
3. Tapeworm
4. Again
5. Faint-heart and the Sermon
6. The Comet, the Course, the Tail
7. Gog
8. Magog (in Bromine Chambers)
Bonus Tracks
9. The Emperor in his war-room
10. Faint-heart and the sermon
11. (No More) the sub-Mariner (all BBC sessions)
このアルバムにも、ライブ定番中の定番といえる楽曲が2曲ある。ともにアコースティック・ギター弾き語りによって歌われる『Again』と『The Comet, The Course, The Tail』だ。
『Again』は、「... it will never come again....」というリフレインが切なくも印象深いバラッドである。聞き手の思い入れをたっぷりと注ぎ込むだけの奥の深さを持ちながらも、凛とした雰囲気を湛えた人気曲だ。
『The Comet, The Course, The Tail』は、ぎりぎりの緊張感を、ある意味、聞き手に強いるほどのテンションの高い楽曲である。とは言え、前述の『Modern』とは対照的に、リズムを強調するような作りではなく、むしろ日本的とも言える「間」を感じさせるほどの幽玄さを漂わせながら、本当に彗星が宇宙を進んでいくような感覚を呼び起こす。無限の闇。目も眩む光。静寂と内に秘められた巨大なエナジー。息を止め、固唾を呑み、爆発する。多くのファンを持つ人気曲だ。
初来日のときは、この2曲以外にも『No More (the Sub-Mariner)』が演奏された。アルバムそのものが人気の高いものだけに、ライブでの演奏にもファンの反応が良い楽曲が多い。再結成VdGGでは『Gog』が演奏されている。
by BLOG Master 宮崎