Nic Potter 6月にイタリアでライブ! |
イタリアのPH-VdGG Study Groupによれば、今年6月にニックがイタリアでの同グループの年次会合に特別ゲストとして参加するとのこと。また、そのミーティングとは別にニックはフル・バンドでのライブ演奏もすることになっており、それにはVdGGのメンバーの誰かが参加することが期待されているとあります。演奏する楽曲は基本的には今月からロンドンでレコーディングが始まるニックの久々の新作アルバムからになる予定だそうです。動き出したニックの活動にも今後注意していきましょう。
ということで、これまで一通り、VdGGの"Classic Four" ラインアップについて、ソロ・アルバムを中心に紹介してきましたが、ここで前期の重要メンバーであるニック・ポッターについても、ソロ・アルバムを紹介することにしようと思います。
彼もまた早熟な天才肌のミュージシャンであることは、VdGG参加時点でまだ若干17際であったことからも分かるとおりです。他のメンバーよりも4、5歳程度下である1951年10月生まれ。スチュアート・ゴードンと同い年。残念なことに彼のソロ・アルバムのほとんどは現在入手が困難です。また初期作品はLPが主流の時代であり、後にCD化は行われたものの入手困難なうちに廃盤、さらに後になってオリジナルLPとは曲順などで一部異なる形でのリイシューが行われています。
まずは、ディスコグラフィを並べてみました。なお、カセットでのみ発表された作品もあるが現実的に入手不可能であるためここでは省略させてもらいました。
Nic Potter Discography;
1983 Mountain Music
1986 Sketches In Sound
1987 Self Contained
1987 Dreams In View 81-87 (Compilation from previous 3 Albums and LH2)
1990 The Blue Zone
1992 New Europe - Rainbow Colours
1993 Mountain Music & Sketches in Sound (2 Albums + Bonus Tracks & Remixes)
1996 Dreamworld
私もオリジナルLPは持っていますが、入手できるものとして、最初に紹介するのはソロ第1作と第2作を1枚のCDに収めたCDからとさせていただきたい。現時点ではオリジナルは入手困難のため曲順と変更点を紹介するにとどめたい。もちろん海外も含めてオリジナルの中古LPはそれなりに流通していますので探し出すことは可能です。
by BLOG Master 宮崎