先日ポルトガルで行われたGouveia Art Rock Festival でのイシルドゥルス・バーネ+ピーター・ハミル+中川かりん(果林)公演の模様がユーチューブにアップされています。もちろん、観客による非正規映像なのですが、驚くべきことに、そういったものに対して非常に厳しく管理をしているイシルドゥルス・バーネが、ツイッター上で紹介しています。
さらに、驚くべきことには、ピーターまでもが、その、イシルドゥルス・バーネのツイートを引用して、以下のように述べて紹介していることでしょう!
「私は、普通はブートビデオを支援するようなことはしないのだが、また、これのサウンドは極めて濁っているんだけれども、まぁ、たくさんの人たちが、これを見ることに興味を持っているだろう、と思う…。」
ということで、紹介されているオーディエンス録画のビデオは、なんと、およそ50分ちょっとのアルバム「イン・アマゾネア」全曲ワールド・プレミアム演奏に加えて、アンコールの「トレインタイム」とIBの曲(ここでは、ピーターはグランド・ピアノを演奏しています)までのすべてが収録されています。琴とヴァイオリンのピツィカートを軸としたイントロから、久しぶりにこんな速いテンポの「トレインタイム」を聴いた気がします。
映像は、ステージを正面ちょっと左寄りから見下ろす形になっていますから、どうやら2階席から撮影されたのではないかと思われます。音質は、ピーターが書いているように、かなりこもった感じですが、迫力は伝わってきます。
もちろん、当日は、この「イン・アマゾニア」ワールド・プレミアの前にIB単独、途中から中川かりんが加わり、最後にピーターも加わっての「ペイシェント」の演奏があって、その後にピーターのソロ・ステージがあった訳ですから、GAR公演のすべてがみられるわけではないのですが、これだけでも見ることができるのは、喜んでいいのでしょう。
by BLOG Master 宮崎