Peter Hammill
Live at Klub Studio, Krakow, Poland
March 3rd 2019
1. Easy to Slip Away
2. Don't Tell Me
3. Just Good Friends
4. Anagnorisis
5. Unrehearsed
6. The Comet, The Course, The Tail
7. Been Alone So Long
8. The Habit of the Broken Heart
9. (On Tuesdays She Used to Do) Yoga
10. My Unintended
11. Primo on the Parapet
12. That Wasn't What I Said
13. A Way Out
14. A Louse Is Not a Home
15. Traintime
<encore>
16. Last Frame
ヨーロッパのファンは大騒ぎです。昨年の日本特別講演で演奏された「ラウス・イズ・ノット・ア・ホーム」がついに、ヨーロッパのファンの前で演奏されたのです。この曲は、日本での人気以上に、ヨーロッパでの人気が極めて高い曲だったので、昨年の日本公演については、ある意味、嫉妬に煮えたぎった声があちこちで上がっていたほど。今回も、ワルシャワだけ見たファンから、早くも、「もしこの曲をやるとわかっていたら、ワルシャワだけで帰ったりせずに、絶対に二日間見に行ったのに!」といった声もネット上には出ています。
今回も、最初のピアノセット、次のギターセットまでは、いい曲の組み合わせだなぁ、「おぉ、ギターセットはコメットで幕開けか~!」「ビーン・アローン・ソー・ロング、やっぱ、ええなぁ!」などと思っていたら、「ア・ウェイ・アウトが、この位置なら、この後は大作が続くか?」という予感が客席に走ったのではないでしょうか。ソシテ、「ラウス」。ピーターがこの曲を始める前に何か言ったのかどうか、わかりませんが、そのイントロのピアノの重たい響きによる衝撃は計り知れなかったことでしょう。
初日の目玉が、ギター曲である「ラ・ロッサ」だとすると、二日目の目玉は「ラウス」。いやぁ、凄まじいことになりました。一方、今回のポーランド公演は、二日ともアンコールがギター曲でした。初日が「オフェーリア」で、二日目が「ラスト・フレイム」。近年日本でのアンコールはピアノ曲であることが多かったので、ちょっとだけうらやましくなりました。
さて、次は、ギリシア公演。アテネでの二日間。一体どんなセットを見せてくれるのでしょうか。
By BLOG Master 宮崎