ソファ・サウンド:VdGG欧州ツアー情報更新 |
ソファ・サウンドの更新がありました。7月のツアーが確定したとのこと。残念ながらロシアのツアー(2箇所)はキャンセルされたそうです。詳しくはツアー情報のページで確認を。ギリシアの日程が出ています。それとスペイン、ポルトガルも挙がっていますが詳細はまだ。
それから、イギリスのフィル・スマート氏のHPでは「What instruments were they playing?」と題して、VdGGの5月6日に使用した機材についてのアーティクルが掲載されています。
まずは、もっとも機材の多いヒュー・バントンですが、彼は2台のキーボードとペダルのセットをまるでオルガンであるかのように使い倒しました。その組み合わせはローランドのVR760とVK7ですが、ともにヒューのオリジナルの「バーチャル・ハモンド・ジェネレーター」とオルガンのドローバーをつけられていたようです。おそらく自分で改造したのでしょう。ステージではアルバム『プレゼント』よりも手の込んだアンプとボリュームを仕込んであったようです。ペダルはFXペダルとのこと。ヒューの後ろには本物のレスリー・スピーカーも置いてあってその脇にはヒューの個人的なキャビネットもありました。
デヴィッド・ジャクソンについては、『ザ・ボックス』に記載されているとおりの機材だったと省略されていますが、エフェクト類を通したエレクトリック・サックスは、ソプラノ、アルト、テナーの3本。それにフルート。デヴィッドの右後方には彼のエフェクター類が詰まっ手いると思われるトランクケースとその上にサブ・ミキサーが置かれていました。
ピーター・ハミルは2本のギターを用意していました。それらはあの有名な「モウルグリス3世」こと黒のギルドとやはりギルドのライセンス下で製作されたダーク・ブルーのデアルモンドM75Tだったのだそうです。またキーボードはヤマハのDX7 Mk-Iというピーターがいつもソファ・サウンド・スタジオで使っているもので、カスタマイズされたサウンド・モジュールとGEMピアノ・モジュールが付いていたようです。
ガイ・エヴァンスについては、70年代から使っている'65 Gretschドラム・キットだったそうです。
こうしてみると、キーボード以外は基本的には70年代に使用していた機材を復活させた、というかそのまま使っているようです。もちろんメンテナンスは十分にしていたのでしょうが、物持ちがいいですねぇ。それに、デヴィッドの管楽器はもちろん日本公演に持ってきたものと同じものです。
by BLOG Master 宮崎