2017来日公演予習17;Songs Played 17 Time |
もう誰もが聴いたことがあるでしょう。これまでに17回日本で演奏してくれた曲は、この1曲のみです。
"Just Good Friends" - 「Patience」(1983)
アルバム「Patience」の中で最も演奏されているのがこの曲です。ただし、この回数を演奏しているにもかかわらず2001年のお台場TLGでは演奏されていませんから、必ず演奏する、という訳でもありません。オリジナルのスタジオ録音のほか、「The Love Songs」の1曲目として、Kグループによる全く異なるアレンジのバージョンが聴けます。これはイントロからして全く違うので、まだ聞いたことがない方は是非この機会にどうぞお聴きになってみてください。
また、この「The Love Songs」のバージョンは7インチ・シングル(EP)としても発売されているのですが、そのシングルのB面には、なんとカラオケバージョンとしてピーターのメイン・ボーカルを抜いたものが収録されています。個人的にはイントロがタイミングをつかみにくいので、これをバックにカラオケするのは難しいと感じていますが、我こそは!という方は是非お試しください。
ライブ・アルバムという観点では、「Room Temperature」には、スチュアート・ゴードンとニック・ポッターをバックに従えた演奏を聴くことが出来ますし、「Typical」に収録されたバージョンでは、ソロでの弾き語りバージョンを聴くことが出来ます。それに加えて、今となっては入手困難だと思いますが、「PNO, GTR, VOX, BOX」のディスク3にもソロ・ピアノでの弾き語りが収録されています。同じ曲でもどれだけ表現の幅があるのかを知るのに最も適した1曲だと言えるかもしれません。オフィシャル・リリースだけで、これほどの種類を出しているので、この曲がいかに重要な曲かということが窺い知れますね。
by BLOG Master 宮崎
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