Hugh Banton on tha Top 100 keyboardists! |
この号の特集は「20世紀のベスト・キーボーディスト/ピアニスト 100」となっているのだが、その中にヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレイターのオルガン奏者であるヒュー・バントンが、なんと39位でランクインしているのだ。
1位は、予想通り先ごろ亡くなったばかりのキース・エマーソンなのだが、ロック、ジャズ界の錚々たる顔ぶれの中にヒューの名前が出てきたのには正直驚かされた。選評を書いているのは松井巧氏であるが、70年代の作品のみならず、再結成後、特にトリオになってからのことまで含めて賞賛している。VdGGをピーターとデヴィッドの歌とサックスで語られることが多いとしながらも、イタリアン・ロックへの影響など、オルガンの果たした役割を高く評価しているのだ。加えて、ベーシスト不在のライブにおけるヒューの足技も取り上げている。
松井巧氏が第3位に選出した他、全撰者中、小山哲人氏が、第4位に、坂本理氏は第10位に、それぞれヒューを選出している。さて、あなたにとってヒューは第何位のキーボード奏者なのだろうか?
By BLOG Master 宮崎