episode two from 24th Sep. the dinner time; Mahjong |
最初、「マーヨン」と言われて、だれひとりとして分からなかったが、英語での麻雀は「Mahjong」とつづることを思い出し、なるほどラテン系の発音だとたしかに「J」の発音は「ヤ行」になると気づいて、麻雀のことだと分かった。いったい何の話から麻雀の話になったのか覚えていないが、とにかくマーヨンの話題で盛り上がった。
麻雀は昔からイギリスにも伝わっていて普及していたようで、かなりの「マーヨン人口」が存在するらしい。で、ピーターの経験では、よく「No Connected」とかなんとかいう手(役)で上がることが多かったらしい、これは、話を聞いているとどうやら大三元のことのようだが、ピーター曰く、通常はポンとかチャーとかやりながら人の捨てるタイルを利用するのだが、この手の場合は、そういったことが一切できなくて、誰にも何にもつながらない、という意味で「No Connected」と呼ばれているのだそうだ。「ポン」は同じだが、「チャー」って何?「チー」か、「カン」かと会話が盛り上がった。この時の「No Connected」の解明をしようと大沢氏が「白」「発」「中(チュン)」の文字を書き、これか?と尋ねると、そうだ「White」「Green」「Red」だ。この「中」という漢字はFie!レーベルのマークである「φ」に似ている!とピーター。そして、これは「Dragon」だと言い出した。いやいやこれは「なか」という意味の漢字で「空(から)」という意味ではない、などとひとしきり議論が盛り上がりました。そこで私に宿題。英語でのマーヨンのパイの種類が日本で普及しているものとどう違うのか、インターネットで調べてくること。
次の日、公演終了後に、ピーターにパワポにまとめた4ページの資料を見せながら、確かにイギリスのマーヨンでは「白発中」の3つのパイは「ドラゴン」タイルと呼ばれていると報告。また、イギリスのでは、日本では「東南西北」に相当するタイル(パイ)が、季節を表すものになっているということも判明したとも報告。そうそう、それはオプション的に使うタイルだとはピーターの弁。あと同様にオプション・タイルには花のタイルがある、とも。
by BLOG Master 宮崎
追記:9月28日23:44
以下のような、コメントをいただいています。
上記の会話の中で「大三元」といっている役は、「国士無双」のことだそうです。
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ああ、その場に居られたら、アドバイスできたのに。
麻雀で、ポンもチーもできない、他とつながりが持てない役は「国士無双」ですよ。
麻雀は基本的に3枚のつながりを作って行くけど、この役だけは違う。
字牌・端牌の13枚をすべて揃えなくてはならない。白発中、東西南北、花牌(一索)すべて必要だけど、すべて他と繋げられない、誰かに頼れない、孤立の牌を自力で揃えなくてはならない。これを上がるのは極めて困難で、だから役満(超高得点)になりますが、そのために必要なのは、通常の麻雀で要求される戦略を離れた、本人の運、ツキだけなのです。
国士無双が得意だなんて言う人は、思うに1)イカサマ師 2)一発逆転に賭けるタイプ 3)強運を「持ってる」人 4)一般的なルールと距離を置きたい人 あたりじゃないかと思います。
(投稿者:本)
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ピーターの場合、やっぱり3か?4か? さて、どうでしょうか?
by BLOG Master 宮崎

