VdGG Live at Aschaffenburg, 2nd April 2007 |
Masks
Childlike Faith in Childhood's End
A Lifetime(新曲)
GOG
(in the) Black Room
Specs(新曲)
Sleepwalkers
Lemmings
Man Erg
Nutter Alert
Every Bloody Emperor
残念ながら、上記は演奏された曲順ではありません。どういう順番で演奏されたのか分かったら修正します。ということで、修正版です。
1. Masks
2. Childlike Faith in Childhood's End
3. Lifetime
4. (In the) Black Room
5. Every Bloody Emperor
6. Specs
7. Gog
8. Lemmings
9. The Sleepwalkers
10. Man-Erg
<encore>
11. Nutter Alert
さて、ドイツ二日目のアシャフェンブルグ。とあるファンからのMLへの投稿から少し引用してご紹介しておきます。それによれば、3人は思い思いの衣装でステージに登場。そして演奏。デヴィッド・ジャクソンの抜けた穴を必死でカバーしようとする無理な様子もなく、かといって明白なギャップもない演奏を繰り広げたようです。全く持って3人編成のVdGGはこのコンサートをまるで最初からそうであったかのように3人だけでやり遂げた、とあります。もちろん、そういう楽曲を選んでいるということは言えるかも知れませんが、昨日の、あるいはこの日のセットリストを見ても、誰しもが「デヴィッドがいなくて大丈夫だろうか?」と思わせる楽曲がいくつも含まれています。しかし、それは全くの杞憂であった、と実際にコンサートを見たファンは報告しています。特にピーターの楽器演奏の練習の成果(と思われるもの)が大きく現れているとのこと。実にワイルド!だそうです。
しかし、何といってもファンの間で話題となっているのが「Gog」です。そう、ピーターのソロ・アルバム「イン・カメラ」に収録されている楽曲です。ソファ・サウンドのアルバムのページでピーターは、次のように解説しています。
"Gog" was the high point in the recording of my Harmonium and was one of the tunes with which it graced me. Many of the others appeared, eventually, on "Usher".
It was also, of course, taken into the live VdGG pantheon of toons. Maybe in the course of making this I broke free of whatever chains I still had left about not-really-being-a-musician? This is wild, swirling, edge-of-control stuff. I still love it.
前回2005年のツアーではやはりアルバム「カメレオン・イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・ナイト(Chameleon in the Shadow of the Night)」から「(in the) Black Room」が演奏されたことが話題となりましたが、今回のこの選曲は実に戦慄ものです。スタジオ・アルバムではガイとヒューが参加しており、まるで、このトリオでの演奏を想定していたかのような楽曲と言えるでしょう。これはぜひとも聴いてみたい1曲です。
もう一つの話題は、新曲がもう1曲追加されていることでしょう。タイトルはまだ良く分かりませんが、一体どういう曲なのでしょうか。どうやら穏やかな曲のようです。初日から演奏された「Specs」は対照的に強力なリフで構成された、より激しい楽曲だったようです。いずれにせよ、ニュー・アルバムの製作が待ち遠しいです。
by BLOG Master 宮崎