Strange Days November issue |
全体の構成は、前回と同じで、インタビュー2ページ、ヒストリー解説2ページ。アルバム解説に4ページが裂かれている。アルバム解説はリマスター第2弾の3枚の他に、同時期のピーターのソロ・アルバム(「カメレオン」から「ネイディア」まで)にVdGGの「タイム・ヴォルツ」「メイダ・ヴェイル」の2枚。さらにDVD3種類が含まれている。DVDは正規に契約を結んだ「ゴッドブラフ・ライブ1975」の内容をすべて含み、ドイツのTV番組「ビート・クラブ」で放送された2曲「ロバートの告白」「ダークネス」を含んだ最新のクラシック・ロック・レジェンド社「インサイド」が紹介されているが、クラシック・ロック社のHPにある次のコメントは紹介されていない。
Editorial Control:
To ensure editorial control, the film is totally unauthorized and has not been authorized or approved by past or present members or management of the band.
つまり、この作品における著作権は、バンドの過去あるいは現在のメンバーあるいはマネージメントによってまったく許認可も公認もされていないものである。と明記しているわけだ。ピーターがソファ・サウンドのページで告知したとおり、このリリースは「搾取的」であるということを版元自身も認めている。今後どのような進展を見せるのか分からないが、「ゴッドブラフ・ライブ」のようにぜひきちんとした契約を結んで欲しいものだ。なんといってもビートクラブの映像が見れるのはこれしかないのだから。
by BLOG Master 宮崎