“H to He, who Am the Only One” Albums which includes the Songs Peter Hammill Played in Japan 33 |
1. Killer2. House with no Door
3. The Emperor in his War-Room
4. Lost
5. Pioneers over c
Bonus Tracks:
6. Squid 1/Squid 2/Octopus
7. The Emperor in his War-room (firstversion)
前期VdGGのライブでは定番かつ最も人気があった「Killer」を含む人気の高いアルバムです。このアルバムの制作時にピーターは「より難しい曲」を目指して書いたという難曲もあったりして、ライブではなかなかお目にかかることが出来ない曲が多いです。
そんな中、唯一ソロ来日公演で6回も演奏してくれているのが「House withNo Door」です。これも2010年のライブをきっかけにライブのレパートリーに復活した曲の一つです。このアルバムの中で唯一と言っていいバラッドであり、心を打つメロディと歌詞が相まって、高い人気を誇っていると言っていいでしょう。
ゲストとして初めて参加したロバート・フリップのギターを堪能できる「TheEmperor in his War Room」の最初のテイクがボーナス・トラックとして収録されていますが、こちらにはフリップは参加していません。日本では、キング・クリムゾンのファンで、当時、珍しかったフリップの他のバンドへのゲスト参加を聴きたくてこのアルバムを聴いて、初めてVdGGを知り、ファンになったという方も多かったようです。
もう一つのボーナス・トラックは、当時ライブで演奏されることが多かったという1枚目「The Aerosol Grey Machine」収録の曲ですが、AGMは最初に出たアメリカ盤と後に出された盤とでこの曲が入れ替わっているという曰く付きの曲。それらを全部まとめてメドレーに仕立て上げた、という荒業ですが、この激しさ、ライブではものすごい迫力だったに違いありません。ボーナス・トラックとして発表してくれたことに感謝です。
by BLOG Master 宮崎
Peter Hammill 日本公演2017まで、あと11日