ツイッター投稿!50周年! ジャッジ・スミスとゴーディアン |
ピーターがツイッターに投稿。
Peter Hammill@Sofa_sound - 2017年9月26日
I suppose it would be 50 years agotoday, more or less, that I first met both @JudgeSmithMusic and Gordian T....
「50年前の今日、とにかくその頃、クリス・ジャッジ・スミスとゴーディアン・ト…と初めて会った、と思う。」
クリス・ジャッジ・スミスは、ピーターよりも一つ年上の1947年生まれ。写真を見る限り、大学時代の二人は奇抜な衣装を身に纏った異様に目立つ存在だったようだ。クリスは後に部隊演劇の音楽や脚本を主な仕事としていくことになるが、そもそも大学時代には演劇関係の活動も行っていたようだ。The Bookに載っているジャッジの弁によれば、ある時「すごいやつがいる」という噂を耳にして見に行った先で見付けたのがピーターだったとのこと。
一方、ゴーディアン・トローラーは、後期(1975年以降)VdGGのマネージャーとして大いに活躍しているが、VdG解散後しばらく経った1982年ごろにこのNaïveレーベルを立ち上げたようだ。ピーターのKグループ時代の2枚のアルバム「enter K」と「Patience」、それに7インチ・シングル「Film Noir/Seven Wonders」が、このNaïveレーベルからリリースされている。ピーターにとっては、カリスマ・レーベルがVirginに買収されて、アルバムのリリースが困難になっていた時期でもあり、かつ、まだFie!レーベルを自分で立ち上げる前という時期である。ピーターがFie!からのリリースというスタイルに落ち着く1992年までおよそ10年間のレーベル放浪の初期の段階で、ゴーディアン・トローラーのこのレーベルはお互い得るものがあったのだろう。
ちなみに、以前にも紹介したかもしれないが、このNaïveレーベルでピーターは、ジュリア・ダウンズ(Julia Downes)という女性アーティストのアルバム「Let Sleeping Dogs Lie」にプロデューサーとして2曲ほど参加している。1つは、シングル・カットされた「Playing for Time」のB面に収録された「Romantic」。もう1曲は「Downstream」である。いずれもゴーディアンとの共同プロデューサーだが「Romantic」はPeter Hammill and Gordian Troellerとなっており、「Downstream」ではGordian Troeller and Peter Hammillとなっている。関与の度合いが違っているということだろうか。いずれも歌や演奏では参加していない。このアルバムはかつて日本盤として「夢のままに」という邦題で1983年に発売されている。
ということで、余りにもタイミング的にドンピシャなので驚いたが、ライブの予習は、この後Kグループのアルバムに突入する。
by BLOG Master 宮崎
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