"Fool's Mate" Albums which includes the Songs Peter Played in Japan 1 |
さて、今日からは、アルバムを軸とした切り口で予習することにしましょう。ただし、曲が採られているアルバムは全部で42枚ありますから、ところどころ、端折りながら駆け足での紹介となります。
ということで、時間軸にできるだけ沿いながら紹介していきましょう。
“Fool's Mate” (1970)
1. Imperial Zeppelin
2. Candle
3. Happy
4. Solitude
5. Vision
6. Re-awakening
7. Sunshine
8. Child
9. Summer Song(in the Autumn)
10. Viking
11. The Birds
12. I once wrote some poemsBonus Tracks (Early Demos):
13. Re-Awakening
14. Summer Song in the Autumn
15. The Birds
16. Sunshine
17. Happy
トラック・リストには、リマスター再発盤に加えられたボーナストラックも記載しています。また、過去の演奏記録も付けてみました。備考欄には演奏形態やテーマが設定されていた場合にはそのテーマを記載しています。
見ての通り、2曲が来日公演で演奏されている訳ですが、ともに二桁という定番曲です。これを予習しない手はありません。もちろん、ファン歴が長い方にとっては、今更あらためて聴き直す必要はないくらい体に染み込んでいるでしょうが、ファンになって間もない方や、まだピーターの音楽を聴いたことがない、という方にも、ピーター・ハミル入門としても最適な2曲であり、アルバムだと言えるかもしれません。
「Vision」については、先に書いたので、オルガン奏者であるヒュー・バントンの生ピアノ演奏の素晴らしさを堪能できる、とだけ書いておきましょう。とてもシンプルかつ短い曲ながら名曲です。
過去の日本公演履歴を見て気づかれた方もいるかもしれませんが、「The Birds」については、ギターでの演奏とピアノ(キーボード)での演奏の両方があります。両方とも聴いたことがある!という方はラッキーです。近年はギターでの演奏が多いですね。スタジオ盤ではギターはギターでも、アコースティック・ギターよりもロバート・フリップが演奏するエレキ・ギターに耳が行ってしまう、という方も多いのではないでしょうか。素晴らしいサポートぶりを聴くことが出来ます。それ以外の曲でもフリップの演奏を聴くことが出来ます。それも含めて、未聴の方はぜひとも聴いて欲しい一枚です。
by BLOG Master 宮崎
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