LONDON, Café Oto Three Day Residency まとめ |
先週、3月2日(木)、3日(金)、4日(土)の三日間に渡ったロンドンのカフェ・オトでの同一会場連続公演が終わりました。
振り返れば、2002年の東京、お台場、Tribute to the LoveGeneration (TLG)での昼公演を含む二日間三公演での前夜のファン・イヴェントでの宣言「ThreeShows, No Repeat」が、その後のピーターの公演スタイルのベースになっていったのだということもできるのではないでしょうか。TLG公演後に、やはりロンドンで「50 Ballads」と題した3公演(実際には51曲を演奏)を行い、近年の4公演で繰り返しなしとか、ワールドプレミアの3曲のみ2回演奏した昨年の5公演86回83曲という日本公演での実績がピーターにとっても大きな自信となっているように感じます。
今回、ロンドン3公演では、17,18,17の全52曲が演奏されました。うち、次回作に収録予定の楽曲が6曲演奏されたことになります。
<<次回作収録予定楽曲>>
2nd Mar.
#11: Torpor (Guitar, UK premiere, from "V"CDR)
#15: Milked (Piano, UK premiere, from "V"CDR)
3rd Mar.
# 6: Anagnorisis (Piano, UK premiere, from "V" CDR)
#10: Charm Alone (Guitar , worldpremiere)
4th Mar.
#10: Unintended (Guitar , worldpremiere)
#14: The Descent (Piano, UK premiere, from"V" CDR)
ご覧のように、日本のみで78枚限定販売されたCDR「V」に収録された楽曲から4曲が演奏されたのですが、日本では演奏しなかったギター曲「Torpor」が演奏され、逆に日本では演奏された「Reputation」は演奏されませんでした。この辺りは、ピーターの絶妙な配慮が感じられます。
また、日本ではまだ誰も聞いたことがない新曲から2曲演奏されていますが、ともにギター曲ということで、とても気になります。あぁ、これがヨーロッパ、イギリスのファンが日本のファンに対して持った気持ちなんだなぁ、と改めて思いました。嫉妬と羨望が入り混じった気持ちを言葉にしていた欧英のファンも、今回満足したのではないでしょうか。今回分かっている範囲では、イスラエル、ハンガリー、アメリカなどからの観客もいたようですので、やはり、みんなピーターの歌をライブで聴きたい気持ちは同じなんだなぁ、と感じました。
カフェ・オトには公式の写真家がいるようで、すでに初日の写真がFlickrに挙げられています。
Dawid Laskowskiという方のようです。
https://www.flickr.com/photos/58711744@N03/sets/72157681006007385
こちらの方も、2月に行われたスラップ・ハッピーのカフェ・オト公演の写真などもあるので、そうなのかもしれません。
Aleatorus
https://www.flickr.com/photos/manofsteal/sets/72157679128963921
他にも、かなりの人数が写真をウェブ上にアップしています。初日の1曲目では、フラッシュを使用した人が数人いたようですが、不注意からだったようで、その後はフラッシュは使われなかったとの報告もあります。録音についても初日に「録音しても良いか?」という質問が客席からあり、ピーターも明確にダメとは言わなかったとのことで、かなりの人が録音をしたのではないかと思われます。ただし、ピーターは以前にも明言していますが、そういった録音・録画を売ることは「盗み」だとして全面的に否定していますので、海賊盤にだけは手を出さないようにしてください。
by BLOG Master 宮崎