VdGG "PRESENT" 到着! & リマスター情報 |
本国イギリスでは今月5月30日発売予定のリマスター盤ですが、どうやら日本盤は紙ジャケになるようですね。HMVではすでに第一弾の予約受付が始まっており、ボーナストラックの曲名なども出ています。
第一陣の発売日は、2005年07月21日 レコード番号は下記のとおり。
「The Least We Can...」:VJCP68757
「H to He」:VJCP68758
「ポウン・ハーツ」: VJCP68759
ちなみに2005年06月15日 発売予定の「PRESENT」は、レコード番号:VJCP68755。「その他」の項目にはコピーコントロールCD と明記されていました。リイシュー盤の方は現時点ではまだそういう記載はありません。
で、この第一弾、前期3枚のボーナス・トラックですが、『The Least...』のボーナス・トラックはあまり目新しいものではなく、シングル盤から「The Boat Of Millions Of Years(B side of Refugees single)」「Refugees(single version)」がそれぞれ収録されています。これらはすでにヴァージン・ユニバーサルが以前に『I Prophesy Disastar』というコンピーレーションで収録し現在も販売されています。もちろん、これらもリマスターされていますから聴く価値は十分にあるでしょう。あくまでも本題はアルバムそのもののリマスターですからね。
「H to He」のボーナストラックは長い曲が2曲。「Squid/Octopus(live in the studio,"Pawn Hearts"sessions)」と「Emperor In His War-room:The Emperor/The Room(early take)」。 『ポウン・ハーツ』LPの幻の第4面となるはずだったスタジオ・ライブからの収録である前者は「エアロゾル」での同じ曲とは思えないほどすばらしいそうです。しかも15分という長さ。後者はアルバムではロバート・フリップが参加していましたが、この録音の段階では参加しておらず、その分デヴィッド・ジャクソンのフルートが活躍しているようです。
「Pawn Hearts」のボーナス・トラックは、「Theme One(original version)」、「w(alternate take)」、「Angle of Incidents」、「Ponker's Theme」、「Diminutions 」の5曲。『テーマ・ワン』ではピアノがかなり前面に出ているとか。『w』ではサックスに特徴があるようです。『アングル・オブ・インシデンツ』以降の3曲は、幻のLP第3面となるはずだったもので、『アングル』がガイ・エヴァンスの曲。かなり実験音楽的なものらしいです。『ポンカーズのテーマ』はデヴィッド・ジャクソンの曲で、短い変わったジャズ的な曲とのこと。『ディミニュションズ』はもちろんヒュー・バントンの曲で、これもまた実験的な要素の強い怖い雰囲気の曲のようです。
とりあえず、現在入ってきている情報はこんなところですが、私自身まだ耳にしていないのであくまでも伝聞ということで、入手してご自分の耳で確かめるのが一番いいでしょう。
第2弾は本国イギリスでは6月27日発売予定で、『ゴッドブラフ』『スティル・ライフ』『フールズ・メイト』の3枚。ボーナス・トラックについてはまた今度。
by BLOG Master 宮崎