VdGG再結成10周年記念ツイートのご紹介 |
Peter Hammill @Sofa_sound · 5月6日
At this moment 10 years ago we (VdGG) were heading down to the side of the stage at the Royal Festival Hall, our future unknown....
「10年前のこの瞬間、私たち(VdGG)は、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでステージ脇へと向かっているところだった。私たちの未来は分かっていなかった…。」
このつぶやきは、日本時間の2015年5月7日午前3時40分に投稿されてますから、イギリス時間で言うと、5月6日の夜、6時40分ということになります。私もその時にRFHでDavid Cross氏と二人並んで座り、開演を今か今かと待っていたはずです。
さて、このピーターのツイートに真っ先に反応したのが、このコンサート以来ずっとメインのライブ・エンジニアを務めてきているエド・クラークさんでした。
Ed Clarke @e301 5月6日
@Sofa_sound it remains the only gig I was ever part of where the audience were more nervous than the band. #VdGG #10MoreYears
「それは、私がその一部分であったものの中で、バンドよりも観客の方がよりナーヴァスになっていた唯一のギグのままだ。」
まさにその通りだと思います。あれほど観客が開演まで息をのみ、どんな音を聞かせてくれるのか、どんな演奏をしてくれるのかを緊張して待っていたライブを私は知りません。David Cross氏は、その時すでに自身のアルバム「EXILES」でピーターに謳ってもらっていましたが、VdGGのライブを一度も見たことはなかったそうです。また、アルバムも聞いたことがないと言っていたように記憶しています。それが今ではDavid Jacksonと一緒に音楽を作るところまで来ていますから、かなり強烈な印象を受けられたに違いありません。
あれから10年。トリオでの活動が素晴らしいとはいえ、やはりあの4人でのライブをもう一度見てみたいというファンも多いようです。
この時のライブは、アルバム「Real Time」として残されています。今一度このライブ・アルバムを聴きなおして、ひと時、あの時に戻っていきましょう。ステージの上には左からヒュー、ガイ、デヴィッド、ピーターがそれぞれの楽器の前にスタンバイしたところです。デヴィッドがフルートを左手だけで支え、右手は指揮をするかのように動かしながら、ヒューと二人で静かに「アンダーカバー・マン」のイントロを奏で始めました!
By BLOG Master 宮崎