Sofa Sound Journal 2013 Oct. issue "When I'm sixty-five..." |
Sofasound Peter Hammill's Journal
"When I’m sixty-five…."
Posted: October 31, 2013 | Author: sofasound | Filed under: Uncategorized |Comments
そう、明日になれば11月だ。時計は戻され、宵の口はもう暗くなっている。冬はさほど遠くない。
4,5日もすれば、私は年金をもらえる年になってしまうだろう。けれども、今すぐに仕事を辞めるつもりなどない(あるいは、たぶん、ずっと、魅力のありそうに思えるものを私が見つけられる限り)。けれどもここ何年かに渡り私は気づいたのだ。私は言動においていくらか間違いなく遅くなってきている、と。そこには何ら驚くべきことはないし、実際どちらについても何も言うべきことはない。このすべてが、空きが冬へと変わっていく過程に似て、物事の自然な在り方の一部なのだ。そして、今は、慌てふためいて行動するよりも、考えることに時間を費やすべき時なのだ。
現在進行中のソロ・アルバムの継続的な進展について、言えることのすべては、それが極めて遅々とした速度であるということだし、また、- 驚いた、驚いた - それは、来年遅くにならないと発表されることはないだろう。私は、それがこれからの数週間で完了することを望んで*いる*が、いまのところ、それが望んでいる、ように思える、ほど成熟に達するまで、かつてなく長くかかるだろう。それは、膨大な量の「一歩ひいては考える」ことをその段階に至るために要しているのだ。けれども、面白い作業、だと思う。それもまた確かに一つのアルバムなのだ。
そう、2013年は、私からのリリースがまったくなかった珍しい年の一つだった。ライブの側面からは、VdGGのツアーと、4回のショーでの一つのソロ東京公演だけだった。
これに対して2014年は、未だ計画中の段階ではあるけれども、ショーと録音された音楽の範疇においてもっと、もっと沢山のものを考えている。長く曲がりくねった道が、私たちが底へ辿り着く前にはある。気を付けて…。。
けれども、今のところは、この短い文章を書き終えて、仕事に戻ろう。まだそうできる間に。
一旦私が年金手帳の受領者になったならば、暴言、そして/あるいは、沈思黙考が、疑いなくもっと発せられるだろう!
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10月度のジャーナルがアップされました。この11月5日で65歳になり、年金の受給開始年齢となるピーターが、その心境を語っています。もちろん、その前に、現在取り組んでいるソロの新作について、その進行が予想以上に長引いていることを明かしています。年内にはレコーディングを仕上げたいようなことが書かれていますが、リリースは来年後半、もしくは年末近くとなるようです。
来年についても若干の言及がありますが、確定しているGary Lucusとのデュオ・プロジェクトのアルバムが2月に出てきます。そのほかの「録音された音楽」となると、今年のVdGGツアーからのライブ・アルバムのリリースを期待してしまいますが、これについては、まだ時期は明言されるような段階ではないようです。
11月5日、ピーターの誕生日には、ピーターのツイッター(@Sofa_sound)にお祝いのメッセージが山ほど届くのでしょうね。
by BLOG Master 宮崎