「Pno, Gtr, Vox」 ピーターによるイントロダクション |
Disc 1: "What if I forgot my guitar?"
「もしも、自分のギターを忘れてきたら」
1. Easy to slip away
2. Time Heals
3. Don't tell me
4. Shell
5. Faculty x
6. Nothing Comes
7. Gone ahead
8. Friday afternoon
9. Traintime
10. Undone
11. The Mercy
12. Stranger Still
13. Vision
Disc 2: "What if there were no piano?"
「もしも、ピアノがなかったら」
1. Comfortable?
2. I will find you
3. Driven
4. The Comet, the Course, the Tail
5. Shingle Song
6. Amnesiac
7. What's it worth?
8. Ship of fools
9. Slender threads
10. Happy hour
11. Stumbled
12. Central hotel
13. Modern
14. Ophelia
VdGGの再結成とそれに続く前進中のキャリアの興味深い副次的効果は、私が、グループの軌跡から離れたときに、ソロ・ショーを行うことについてことさらにめらめらと燃え上がるようになった、ということであった。一連のツアーに渡って、私は新旧の楽曲に、ピアノと声、ギターと声という、そのギリギリまで削ぎ落とされたフォーマットにおいて、再び繋がっていった。
この二枚組CDは、2010年の日本と英国でのコンサートから採られているが、1999年の「ティピカル」以来、最初のソロ・ライブ録音である。
一つのCDはピアノ・ソングであり、他方はギターもので、東京でのショーにおいて初めて実践されたマトリックスをなぞっている。いつものように、楽曲は、長く幅広い私のキャリアから採られている;もちろん、パフォーマンスは長年にわたって目覚しく変化してきた。これは、けれども、私は信じているのだが、自分がどのように演奏してきたかということがそう成りうる限りにおいて、私が何かしら煌びやかな章句であると考えるものにおける、強力なステートメントである。
オリジナルのセットリスト集から、いくつかの楽曲は、およそ70分という長さに収まるようにするために削除されてしまった。それぞれのCDを出来るだけ「ショー」のように作り上げようとする努力において、一つの楽曲は別のものに、拍手によってつなげられ、合体している。これが演奏との一体感の感覚を付け加えてくれていると望んでいる。
「ティピカル」は現在廃盤になっている、ほかのより古いライブ作品は入手可能なままではあるが、「ピアノ、ギター、歌」が、今後、当分の間は、決定的なソロのステートメントとなるだろう。
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ディスコグラフィーに追加された新作ライブ・アルバム「ピアノ、ギター、歌」のページに掲載されたピーター自身の解説をご紹介します。うれしいことに、日本での昨年2010年の4公演から直接的にインスパイアされたということです。
by BLOG Master 宮崎